真言律宗南都西大寺末 明鏡山圓満院星井寺
源頼朝も虚空蔵菩薩像を秘仏として祟敬し、35年に一度だけ開帳したという。近代になってから、熱心な信仰者の願望により、毎年1月13日に開帳し「護摩供養」が盛大に行なわれている。この菩薩は、丑年と寅年生まれの人々の守り本尊といわれる。京都・大阪では、子供が13歳になると虚空蔵菩薩に知恵を授けていただくための「十三参り」の習慣がある。 本堂の左側に「舟守地蔵」が安置されている。海上安全・大漁満足・身宮安泰など船舶水に関係した事業に従事している人々に功徳を授け下さるといわれ、近郷・近在の人々に深く崇敬されてきたお地蔵さんである。
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